最近は「サマーニット」でも使用されるモヘア素材。ウール素材と比較されることが多い素材ですが、吸湿性に優れている部分が、非常に好評な素材となっています。

 

ただ、ウール同様に、扱いが難しい素材でもあるのです。家での洗濯は非常に難易度が高いと言われていて、洗濯表示をきちんと確認して洗濯をしないと、縮んでしまったり、毛玉が付きやすくなってしまいます。

 

今回は、そんなモヘア素材に関して、家での洗濯の仕方を解説していきます。毛玉や縮み対策として、丁寧に洗濯する方法を紹介していきましょう。

 

では、はじめていきます。

 

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今回の要点

はじめに、今回のページの要点をまとめていきます。以下のポイントには大体の内容がまとまっていますので、お時間が無い方は、ポイントで手早く確認していってください。

 


今回の要点

モヘア素材の特徴

・アンゴラヤギの毛からできた織物

・通気性がよく、吸湿性に優れている

・高い強度を持つ

・光沢感があり、手触りも良い

 

モヘア素材の洗濯の仕方

・押し洗いで洗濯する

・30度のお湯に中性洗剤を使用する

・平干しで干す

・脱水は「タオルドライ」がおすすめ

 

モヘア素材の洗濯表示

・洗濯表示では、家庭洗濯NGである場合が多い

・家庭洗濯NGと書いてあっても、丁寧な手洗いなら洗濯できる

・自身がない場合、クリーニングに任せたほうが良い


以上が、モヘア素材の特徴や洗濯の仕方のまとめになります。押し洗いなどは、動画で方法も知ることができるため、お時間がある方はご確認ください。

 

 

モヘア素材の特徴を理解しよう!

まずは、簡単ではありますが、モヘア素材の特徴を理解して、洗濯の方法に役立てていきましょう。モヘア素材とは、アンゴラヤギの毛から作る織物のことを指します。

 

モヘア素材は、広い意味で考えるとウールの一種ではありますが、ウールとは違う特徴を持った素材です。モヘアの特徴としては、以下の4点が挙げられるでしょう。

 

モヘアの特徴
・強度が高い
・手触りが良い
・吸湿性に優れる
・通気性が良い

洗濯に関わる点は、強度の強さでしょう。従来、ウールに近い素材は家での洗濯が難しいとされていました。

 

しかし、モヘア素材は家での洗濯にも耐えうる強度を持っています。強度はスチールを超えると言われており、別名「ダイヤモンドファイバー」と呼ばれるほど。

 

ただ、その強度の反面で、ウールのようなチクチク感が無い手触りの良さも特徴的。ウールが苦手!という方でも着ることができる素材です。

 

また、吸湿性にも優れているため、最近は「モヘア100%」のサマーニットも登場しています。では、そんなモヘア素材の洗濯の仕方について解説をしていきましょう。

 

モヘア素材の正しい洗濯の仕方とは?

では、モヘア素材の正しい洗濯の仕方を紹介していきましょう。いくら強度が高いとはいえ、丁寧に洗濯をしないと縮みや毛玉の原因になってしまいます。

 

モヘア素材の正しい洗濯の方法としては、基本的に以下のポイントを守っていくと良いでしょう。

 

モヘア素材の洗濯の仕方
①30度以下のぬるま湯で手洗い
②洗剤は中性洗剤を使用
③平干しで干す

基本的に、洗濯機は使用できないものとお考えください。洗濯機で洗ってしまうと、縮みの原因になりますが、それ意外でも型崩れの原因となる「干し方」も重要です。

 

①30度のぬるま湯で手洗い

洗濯の仕方としては、30度のぬるま湯で手洗いするという方法を取っていきます。手洗いと言っても、ゴシゴシ洗うのではなく、「押し洗い」という方法を実践すると、型崩れを防ぐことが可能でしょう。

 


「押し洗い」のやり方

①モヘア素材の服をたたむ

②桶に30度のぬるま湯を用意し、洗剤を付ける

③優しく20〜30回押し込む


洗濯の仕方は至ってシンプルです。

 

服を畳んで桶に入れ、押し込むように洗濯して洗っていきます。時々持ち上げたり、裾や袖を握ったり、離したりを繰り返すようにして洗っていきましょう。

 

この方法であれば、型崩れしないですし、素材も傷みにくいため縮みや毛玉を付けることを防ぐことができますね。

 

また、脱水の方法についてもポイントがあります。脱水は洗濯機で行っても良いのですが、「タオルドライ」という方法ならば、型崩れを防ぐことができます。

 


タオルドライとは?

服を広げ、タオルで挟んで水分を取る方法。服を傷めずに脱水を行うことが可能。


押し洗いで素材を傷つけない洗濯を実践しているため、タオルドライで丁寧に脱水していきたいですね。

 

②洗剤は中性洗剤を使用する

洗剤は中性洗剤を使用していきます。「アリエール」や「トップ」などの弱アルカリ性の洗剤では、「色落ち」する可能性があります。

 

弱アルカリ性洗剤は、中性洗剤と比べて洗浄力は高いもの。しかし、天然素材の場合は、弱アルカリ性洗剤を使用すると色落ちが目立ってしまうようになります。

 

中性洗剤でのおすすめは、「ウタマロリキッド」という洗剤です。

 

こちら、薬局やスーパーでも販売されているため、購入をおすすめします。

 

③平干しで干す

最後は、干し方のポイントになります。基本的に、天然素材の服は「平干し」が服の伸びを防いでくれます。平干しは、「平干しネット」の上で、洗濯物を広げて干す方法です。

 

 

平干しのネットは、ホームセンターで500円以下で購入することもできますし、AMAZONなどでも販売しています。

 

もし、モヘアだけでなく、天然素材の服を持っている場合は、ネットを購入しておいたほうが良いでしょう。

 

 ネットがない場合は?

ネットがない場合、ハンガーを3つ使用した干し方も可能です。画像のように、裾と袖を持ち上げた形で干すことができます。この方法であれば、袖や裾を伸ばさずに干すことができますね!

 

実際にモヘア素材の洗濯表記を見てみよう!

ここまでの内容で、モヘア素材の洗濯の仕方を見ていきました。手洗いであれば、毛玉が付いたり、縮んだりすることを防ぐことができると思われます。

 

では、実際にモヘア素材を使用した服の洗濯表記を確認していきましょう。

 

こちら「JOINT WORKS」のモヘアセーターになります。洗濯表記と素材は以下の通りです。

 

素材の構成としては、モヘア55%、アクリル29%、ポリエステル16%となっています。では、洗濯表記の解読をしていきます。

 

表記 可否
家庭洗濯 できない
漂白 できない
乾燥機 できない
アイロン できる(110℃まで)
ドライクリーニング できる(弱い処理)
ウェットクリーニング できない

洗濯表記を解読し、まとめると以上のようになります。注目すべきは、やはり「家庭洗濯NG」の部分でしょう。ここまでの話は何だったのか?と思いますよね。

 

ただ、これは「クレーム回避」のために、家庭洗濯NGとしているものです。実際は、先程の洗濯の仕方であれば、問題なく洗濯ができるでしょう。

 

家庭洗濯NGにする理由として、多くの方が洗濯表記を見ず、洗濯機などで洗濯をしてしまうことが原因になります。

 

また、手洗いで合っても扱いが難しく、失敗しやすい点も問題です。

 

これらを見越して、ウールニットのような扱いが難しい製品は「家庭洗濯NG」としています。また、ドライクリーニングなら、弱い処理をすることで、かけることが可能。

 

洗濯に自信が無い方は、クリーニングに持っていったほうが良いでしょう。

 

まとめ

今回は、モヘア素材の特徴や洗濯の方法を解説していきました。

 

モヘア素材の特徴としては、強度の強さや手触り、通気性などの面で優秀な素材であることがわかりますよね!ただ、洗濯は気をつけて行っていく必要があります。

 

洗濯機での洗濯は絶対にできませんので、手洗いで丁寧にやっていく方法を取りましょう!洗濯の仕方によって、綺麗な状態を保てるかが決まってきそうですね!

 

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