服の素材は非常にたくさんの種類が存在します。綿やポリエステルなどは、非常に有名な素材であり、ユニクロなどのファストファッションブランドで多用されています。

 

ただ、天然素材になってくると値段が高騰してしまい、びっくりするほどの値段が付く場合もありますよね。今回は、天然素材から作られる「リヨセル」という素材についてお話していきます。

 

リヨセルは、夏・冬どちらでも見る素材です。ほぼ同じ素材に「テンセル」がありますが、名前が違うだけで同じ素材になっています。

 

今回は、服の素材表示に「リヨセル」という単語を見つけた!という方のために、リヨセル素材の特徴を紹介していきます。

毛玉やしわになりにくい洗濯の方法も紹介し、アイロンは使えるのか?も解説します。

 

では、はじめていきましょう。

 

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リヨセルってどんな素材?毛玉・しわになりやすいのか?

まずは、リヨセルとはどんな素材を指すのか?を解説していきましょう。リヨセルは「ユーカリ」という素材を原料にした、人工繊維です。

 

リヨセルは、日本では「指定外繊維」とされています。

 

日本では、服を販売する際に必ず素材表示をする必要があり、表示できる素材は決まっています。その素材の中にリヨセルは無いというわけですね。

 

そのため、「指定外繊維」として表記をしていることになります。「指定外繊維」だからといって、危険な素材というわけではなく、日本では表記できないだけなので、安心してくださいね!

 

リヨセル素材には、以下のような特徴があります。

リヨセルってどんな素材?(メリット)
・光沢感がある
・ソフトで触り心地が良い
・湿潤環境でも強度が落ちない
・速乾性&吸湿性に優れる

リヨセルの触り心地や吸湿性などの特徴を見ていくと、「綿」に似た素材であることがわかります。ただ、綿よりも強度が高い反面で水を吸わない素材なのです。

 

  • リヨセル→強度は高い
  • 綿→吸水性がある

 

リヨセルは吸水性が無いという点で、綿より扱いが難しい素材になります。

 

リヨセルってどんな素材?(デメリット編)
・水洗いで縮む可能性がある
・水に濡れると、繊維が硬くなる
・摩擦で白くなる

リヨセル素材は「水との相性が悪い」ことが挙げられ、扱いが難しい部分があります。

 

洗濯に失敗すると縮んでしまい、洗濯の摩擦によって白く色落ちしてしまう可能性があるのです。こういった特徴のある素材であるため、洗濯はせずに、クリーニングに丸投げする人が非常に多いですね。

 

では、リヨセル素材を使用した服は、洗濯をすることが出来ないのでしょうか?

 

実は、毛玉やしわになりにくい洗濯法が存在します。リヨセル素材の洗濯の方法を紹介していきましょう。

 

 

リヨセル素材の洗濯法!毛玉やしわになりにくい方法とは

では、リヨセル素材の洗濯について解説していきましょう。リヨセル素材は洗濯機で洗ってしまうと、高確率で毛玉、しわ、縮みが発生します。

 

また、他の服と一緒に洗濯してしまうと、摩擦によって色落ちする可能性があるため、洗濯機で洗濯するのは難しいと言えますね。

 

そこで、家庭洗濯の場合は「手洗い」をしていきます。慎重に手洗いすれば、毛玉やしわを作らずに洗濯をすることが可能になります。では、どのように手洗いをすればよいでしょうか?

 

手洗いにはたくさんの種類がありますが、その中でも「押し洗い」という方法がおすすめです。

 

「押し洗い」がおすすめ
①桶に30度のぬるま湯に中性洗剤を入れる
②服を畳んだ状態で、桶に入れる
③20回〜30回程度、服を優しく押し込むように洗う
④タオルドライで脱水後、日陰で平干しして乾かす

押し洗いの方法としては、以上の行程で進んでいきます。では、それぞれの行程に関して、簡単に解説を加えていきましょう。

 

①30度のぬるま湯と中性洗剤

まず、手洗いをする際のお湯の温度に注意しましょう。高温すぎると、素材が痛みやすくなってしまいます。

 

そして、洗剤は「中性洗剤」を使用していきます。アリエールやトップなどの洗剤は「弱アルカリ性洗剤」で、洗浄力が強いぶん、服に対する刺激も強いものです。

 

中性洗剤は、洗浄力では劣るものの、服を傷めずに洗濯することができます。リヨセルは、洗濯をすると毛玉やシワが発生しやすくなるため、中性洗剤を使用しましょう。

 

中性洗剤では、「ウタマロリキッド」がおすすめです。こちら、全国の薬局やスーパーで購入できますよ。

 

②服を畳んだ状態で桶に入れる

続いて、画像のように服を畳んだ状態で桶に入れます。桶に入れる前に、汚れが気になる部分に洗剤をかけておくと、効率よく汚れを落とすことができるでしょう。

 

押し洗いの特徴はこの部分で、服を畳んだ状態で洗うため、型崩れを防止しながら洗濯することが可能になります。

 

③20〜30回押し込むように洗う

 

押し洗いの様子に関しては、以上の動画を参考にしてみてください!服を畳んだまま桶に入れたら、20−30回押し込むようにして洗っていきましょう。

 

袖口や裾は押し込むだけでなく、手のひらで握るなどを繰り返すことで、汚れを落とすことができますよ。

 

④脱水はタオルドライ&乾燥は平干し

リヨセル素材の服を洗うことが出来たら、最後に脱水&乾燥を行っていきます。

 

脱水に関しては、画像のように「タオルドライ」することをおすすめします。

 

先程の動画では丸めて絞っていました。リヨセル素材の場合は、絞るタイプの脱水をしてしまうと、摩擦で色落ちする可能性があります。

 

この理由から、脱水はタオルで服を挟むようにして行いましょう。

 

乾燥に関しては、ニットなど伸びやすいものは「平干し」をおすすめします。

 

平干しは、平干し用ネットを購入する必要があります。ニットをたくさん持っている方は、購入しておいたほうが良いでしょう。

 

ハンガーで干してしまうと、襟や袖口、裾が伸びやすくなり、型崩れの原因になります。

 

アイロンはOK?実際に洗濯表示を見てみよう!

ここまでで、リヨセル素材の洗濯の方法について紹介していきました。手洗いであれば、家庭洗濯も可能となっています。では、実際の洗濯表示を見て、方法を確認しましょう。

 

https://item.rakuten.co.jp/s357/6-7-3-02-112/

 

リヨセル素材のトップスになります。リヨセル60%、綿40%の合成素材です。

 

洗濯表示は以下の通りです。

以上の洗濯表示を見ると、アイロンの方法やクリーニングの仕様まで知ることができます。それぞれの表示を解読していきましょう。

 

表示 可否
家庭洗濯 可(手洗い)
漂白 不可
乾燥 不可
干し方 吊り干し可
アイロン 可(低温)
ドライクリーニング 可(弱く)
ウェットクリーニング 可(弱く)

以上が、洗濯表示に沿った方法をまとめたものになります。

家庭洗濯に関しては、先程の手順通り「押し洗い」がおすすめです。

 

漂白や乾燥は不可ですが、干し方は「吊り干し」が可能となっています。シャツやスカートでは、吊り干しが可能な点が良いところですね。(ニットは平干ししましょう。)

 

アイロンは低温(110度)までであれば、OKとされています。しわを伸ばす際にも使用できるため、シャツやスカートには使用できそうです。

 

まとめ

今回は、リヨセル素材について、素材の特徴や毛玉やシワになりにくい洗濯の方法について解説しました。

綿に似た特徴を持つ素材ですが、綿よりは扱いが難しく、洗濯も手洗いが必要になります。

 

ただ、押し洗いなどを徹底すれば、長持ちする素材ですので、丁寧に扱いたいですね!では、まとめに入っていきます。

 

リヨセル素材の特徴と洗濯まとめ
【リヨセル素材の特徴】
・光沢感がある
・ソフトで触り心地が良い
・湿潤環境でも強度が落ちない
・速乾性&吸湿性に優れる
・水洗いで縮む可能性がある
・水に濡れると、繊維が硬くなる
・摩擦で白くなる
【リヨセル素材の洗濯】
・押し洗いで洗濯する
・30度のお湯&中性洗剤(ウタマロリキッドがおすすめ)
・タオルドライで脱水
・シャツやスカートは吊り干し(ハンガー)
・型崩れしやすいものは平干しがおすすめ
【リヨセル素材の洗濯表示】
・アイロンは低温(110度)
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