秋になると美味しい食べ物。

そう、栗の季節がやってきました。

秋は美味しい食べ物が多いので、ついつい食べすぎてしまうという方も多いのではないかと思います。

 

秋に旬を迎える栗ですが、栄養も非常に豊富なことから、美容にも効果があると言われています。

「美味しく健康になる」という食べ物ですから、秋は特に取り入れていきたいところ。

ただ、そんな栗ですが「デメリット」の部分も見えてきます。

 

例えば、今回紹介していく「消化」の部分。

栗を食べるとお腹が張る!という方もいるようで、今回はその原因についてお話していきます。

また、栗の栄養価、一日にどれだけ食べると食べ過ぎになるのか?も解説していきましょう。

 

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栗は消化に悪いのか?お腹が張る原因を解説

栗は消化に良いのか?悪いのか?

実は、この議論は「食べ方」が大きなポイントになってきます。

 

栗には、消化を助ける役割を持つ消化酵素が含まれており、胃腸の健康に役立ちます。

しかし、その反面で、不溶性食物繊維も豊富なことから、食べ過ぎると消化に悪い食べ物となります。

 

つまり、栗は「食べ方」次第では、消化に良い食べ物にも、消化に悪い食べ物にも変わっていくのです。

 

栗でお腹が張る原因は「食物繊維」にある

便通が良くなり、便秘などの症状を改善することができる「食物繊維」。

しかし、食物繊維を摂りすぎてしまうと、お腹が張ったり、ガスが溜まりやすくなってしまうというデメリットがあります。

後ほど紹介していきますが、栗には食物繊維が豊富に含まれています。

 

栗の食物繊維(100g)
不溶性食物繊維:3.9g
水溶性食物繊維:0.3g
総量:4.2g

食物繊維は、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2パターンに分けられます。

栗は便のかさを増し、腸の動きを活発化させる「不溶性」の食物繊維が豊富です。

 

栗を食べすぎてしまうと、食物繊維によってガスが増えます。

その結果、腸内にガスが溜まり、お腹が張りやすくなってしまうのです。

 

食べ過ぎなければお腹が張る心配もありませんので、食べ過ぎには注意。

では、どれくらいの量を食べると「食べ過ぎ」になるのでしょうか?

続いては、糖質やカロリー、脂質などと絡めながら、「1日の摂取量」と食べ過ぎのラインについてお話していきます。

 

 

栗の食べ過ぎはどれくらいから?1日の許容量を解説

栗を食べすぎると、お腹が張ったり、糖質の摂りすぎになってしまう可能性があります。

ここからは、栗の食べ過ぎに関して、1日の許容量を栄養面から解説していきましょう。

 

栄養素 含有量
エネルギー 167kcal
タンパク質 2.8g
脂質 0.5g
糖質 32.7g
ビタミンC 33mg
亜鉛 0.5mg

※100g当たりの含有量

 

以上が栗の栄養素となります。

栗1粒が13g程度なので、以上の栄養表示は7個〜8個当たりの栄養価となっています。

 

ここからは、糖質やカロリー、脂質などの面から食べ過ぎのラインを決めていきます。

 

糖質やカロリーから見る1日の許容量

厚生労働省が定める、1日の食事摂取基準によると、一般的な男女の平均的なカロリーは2000kcal〜2600kcalが妥当とされています。

今回は、最も見る機会の多い2000kcalを基準に考えていきましょう。

 

栗は間食に当たると考えます。

1日の摂取カロリーが2000kcalであれば、間食は200kcalが許容ラインとされています。

つまり、カロリー面から見ると、栗は10個近くは食べて良い計算になるでしょう。

 

ただ、問題は糖質です。

1日の摂取カロリーを2000kcalとするならば、間食で摂っていい糖質量は25g〜30gが適切。

栗は糖質が非常に高いため、5個程度で許容量をオーバーしてしまいます。

 

糖尿病などのリスクを考えると、栗をたくさん食べすぎるのは危ないと考えて良いでしょう。

ただ、栗ご飯にするなど、間食ではなくメインに取り入れるなどの工夫はアリですね。

 

脂質面から見る1日の食べ過ぎライン

栗の良いところは、脂質が非常に低い点でしょう。

100g当たり0.5gしか入っていませんので、脂質面から見れば食べ過ぎにはなりにくいと考えて良いと思います。

 

脂質は、内臓脂肪を増やしたり、肥満の元となる栄養素です。

間食では、脂質の少ないものを選ぶと太りにくくなるため、食べ過ぎない限りは問題なく食べることができるでしょう。

 

食物繊維から見る1日の食べ過ぎライン

最後は、食物繊維から見る1日の食べ過ぎラインです。

食物繊維は摂取量の基準などが定められているわけではありません。

ただ、目標値は男性で20g以上、女性で18g以上となります。

 

栗を100g食べると、大体1食分の食物繊維がカバーされます。

しかし、食べすぎることで、ガスが溜まりやすくなったり、お腹の張りなどの症状が現れます。

先程の糖質などの観点からも、5個〜10個の間に収めるようにしましょう。

 

栗を食べて健康に!?他の栄養素もチェック

ここまでは、栗を食べすぎるとどうなるか?お腹が張る原因などの「ネガティブ」な部分を見ていきました。

ただ、栗自体は健康に良い食べ物の分類になります。

健康効果・美容効果も期待されるため、上手に取り入れたい食べ物だと言えるでしょう。

 

栗に豊富に含まれる栄養素
・ビタミンB1
→糖質やアミノ酸の代謝を促す
・カリウム
→高血圧予防に
・タンニン
→老化防止
・亜鉛
→肌荒れ防止

栗には豊富なビタミン類が含まれています。

ビタミンB郡やビタミンCが豊富に含まれているため、不足しがちな栄養素を補えるでしょう。

特に、ビタミンB1が豊富に含まれていて、糖代謝を活性化させ、疲れにくい体を作ることができます。

 

この他、タンニンというポリフェノールの一種も含まれます。

こちらは、がんや老化防止に大きな役割を果たす他、肌の新陳代謝にも効果があるものです。

 

また、前章でも触れましたが、亜鉛が非常に豊富に含まれます。

亜鉛は肌荒れや抜け毛対策にも効果を発揮するものですが、不足しがちなので、栗を食べることで補えるのは嬉しいですね。

 

このように、栗にはたくさんの健康効果、美容効果があります。

食べ過ぎには注意ですが、上手に取り入れることで、美味しく健康になれる食べ物だと言えるでしょう。

 

まとめ

今回は、栗は消化に悪いのか?お腹が張る原因はどこにあるのか?をメインに解説しました。

栗を食べすぎることで、消化不良になったり、お腹が張ることはあります。

しかし、食べ過ぎなければ、健康効果の高い食べ物なので、上手に取り入れたいですね。

 

食べ過ぎのラインは、5個〜10個となります。

糖質が高いため、糖尿病などのリスクを避けるならば、5個以下に抑えておくべきでしょう。

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