春〜秋に増える虫刺され。行楽シーズンに入り、登山やハイキングなど外に出る機会も非常に多くなってきますよね。そんなとき、ハチやブヨなどに子供が刺されるという事態が起きてしまいます。

 

心配になってしまうのは、「大きくパンパン腫れている」ような場合です。こういった場合は痛みが強く、歩くことすらできなことも。また、顔に刺された場合などは、傷が残るのでは?という不安もよぎります。

 

今回は、子供が虫刺されで、大きく赤く腫れているような症状の場合、どんな原因があるのか?また、顔や足に刺された場合の応急処置〜対処法まで解説していきます。

 

 緊急の場合

当ページは「虫の特定」→「応急処置」という流れで進んでいきますが、すぐに処置が必要になる場合が存在します。もし、虫に刺され「全身症状」が出ていた場合、速やかに救急車を読んでください。

 

<全身症状の例>

軽度:吐き気、発汗、めまい
中程度:息苦しさ、しびれ、喉の渇き、頭痛、強いめまい
重度;全身の蕁麻疹、呼吸困難、意識障害、強い動機

 

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虫刺されの腫れの大きさでわかる!なんの虫に刺されたのか

虫刺されで大きく腫れているという場合、その大きさや刺された跡によって、原因となる虫が変わってきます。そして、その後の応急処置についても変わってくるのです。

 

今回は、事例が多い虫であるハチ、アブ・ブヨ、毛虫、ダニに刺された場合の腫れの大きさを想定します。

この4種類の虫刺されでは、腫れの大きさが以下のようになります。

 

虫刺されの腫れの大きさ
ハチ>アブ・ブヨ>ダニ >毛虫
※毛虫の種類によっては大きく腫れる可能性あり

腫れの大きさでは以上のようになります。まず、「パンパンに大きく腫れている」という場合、高い確率で「ハチに刺された」ものになるでしょう。

 

アブやブヨも大きく腫れることはありますが、パンパンに腫れることは少ないのです。また、刺し傷の状態も違ってくるため、判断は意外に簡単です。

 

 

ハチに刺された場合の腫れ方

ご覧の通り、右側がハチに刺された後になります。「大きく腫れる」という症状の場合、ハチに刺されていることが多いです。画像のように、「パンパンに腫れる」ような症状になっており、判別は簡単でしょう。

 

アブやブヨに刺された場合と比較して、刺し傷が目立たないことも判別方法の一つになります。応急処置では、ピンセットなどで毒針を抜くことから始まりますので、下記の応急処置の章で詳しくお話していきます。

 

激しい痛みを伴い、足に刺された場合などは歩けないこともあります。お子さんが刺された場合は、必ず皮膚科に行くようにしましょう。

 

ブヨ・アブに刺された場合の腫れ方

ブヨやアブに刺された場合も、広範囲に渡って腫れます。ハチの腫れ方と見分けるポイントは「刺し傷」ですね。上の画像から分かる通り、アブやブヨに刺された場合は、刺し傷がわかりやすい点が特徴です。

 

こちらの画像もブヨに刺されたときの刺し傷になります。ハチのときと比べて、刺し傷が赤くなりどこを刺されたかがわかりやすい傾向にあります。

 

これは、ブヨやアブが毒針を指すのではなく、「吸血する」という特性があるからです。そのため、刺された場所が赤く目立ち、なおかつ大きく腫れている場合は、ブヨやアブに刺されたと考えるべきでしょう。

 

ダニに刺された場合の腫れ方

ダニに刺された場合、画像のように「丘疹」ができます。こちらも赤く腫れているという症状になりますが、大きな腫れには繋がりません。ハチに刺された場合と見分けるのであれば、「大きさ」と「腫れ方」で見分けましょう。

 

ダニに刺された場合は、パンパンに腫れるということはないため、処置も変わってきます。ちなみに、刺し傷が見えない点も特徴の一つ。アブやブヨに刺された場合と比較すれば一目瞭然ですね。

毛虫に刺された場合の腫れ方

毛虫に刺された場合は、上の画像のように細かい湿疹になる場合がほとんどです。強いかゆみを帯び、炎症も強くなっています。ハチやアブ、ブユと違い、一つ一つの炎症はサイズが小さいのも特徴の一つ。

 

しかし、量が非常に多くなっているため、毒針を抜く際はセロハンテープなどを使用します。

 

また、毒の強い毛虫に刺された場合は「パンパンに腫れる」という症例も挙げられています。パンパンに晴れていると、ハチとの腫れ方の違いを見分けることが非常に難しくなるため、皮膚科への受診をおすすめします。

 

子供が毛虫に刺された場合、掻き壊しによる関連症状が現れてしまうため、よく注意して対応していきましょう。

 

大きく腫れる虫刺され!子供への処置はどうする?

では、子供の虫刺されで大きく腫れてしまった場合の対応についてまとめていきます。まず、一つ断っておきたいのは、「顔」を刺された場合でも、「足」を刺された場合でも、必ず病院へ行ってください。

 

市販のステロイド外用薬や抗ヒスタミン薬でも治らないことはありません。しかし、症状に見合った薬を塗っていないと、腫れが収まらなかったり、逆にひどくなる場合もあるのです。

 

そのため、お医者さんにきちんと診察をしてもらい、患部の症状に見合った薬を処方してもらいましょう。

 

また、冒頭でも触れておきましたが、「全身症状」が出た場合は、救急車を呼びましょう。アナフィラキシーショックなどの状態によっては、死に至るケースもあります。

 

今回は、ハチなどに刺された場合に、「子供の顔や足が大きく腫れてしまった」というときの対処法についてお話していきます。

 

子供の顔や足が大きく腫れた場合の対処法

治療の手順
①毒針が残っている場合はピンセットで抜く
②幹部を絞り、毒を抜く
③流水で洗い流す
④患部を冷やす(抗ヒスタミン薬がある場合は塗る)
⑤皮膚科へ

治療の手順は以上のとおりです。今回は、ハチに刺された場合を想定しています。

 

毒針を抜く

まず、ハチに刺された場所に、毒針が残っていないかを確認してください。もし、毒針が残っているようであれば、ピンセットで根本から抜いていきます。

 

ピンセットでゆっくりと抜いてあげましょう。

 

ハチの毒針は上の画像のような形状をしています。「根本の部分から」抜くようにしましょう。

 

患部を絞り、毒を抜く

患部をつねるようにして、ハチの分泌物を絞り出していきます。この際、ハチの毒を抜くために、口で吸うようにして毒を抜かないように注意しましょう。ハチの毒は口の中の傷から侵入し、しびれなどの症状が出る場合があります。

 

画像のような「ポイズンリムーバー」などを持っている場合は、こちらを使用すると簡単です。登山などに行く際は、薬品箱に入れておくようにしましょう。

 

流水で洗い流す

毒が抜けたら、患部を流水で洗い流すようにします。毒を抜いた手も、必ず洗うようにしましょう。

 

患部を冷やす

流水で流し終わったら、患部を冷やします。もし、抗ヒスタミン薬などを持っている場合は、応急処置として塗っておきます。

 

お子さんが顔を刺された場合でも、足を刺された場合でも、同じような応急処置になります。ただ、早めに病院に行き、正しい薬をもらうようにしてください。

 

まとめ

今回は、子供の足や顔を虫に刺された際、大きく腫れている場合の対処法と原因についてまとめました。パンパンに腫れている場合、ハチに刺されている可能性が高いです。

 

ただ、刺し傷の状態から、アブやブヨに刺された場合もありますので、判別が難しい場合はすぐに病院へ行ってください。

また、何度もお話の通り、全身症状が出ている場合は、すぐに救急車を呼ぶようにしましょう。

 

 

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