「振込は電信扱いでお願いします」

「特別手当は文書扱いで振り込まれるため、最大4日後に入金されます」

 

時々耳にする、上のような言葉。

みなさんは振込の方法として、電信扱いと文書扱いがあることを知っていますか?

 

電信扱いと文書扱いの意味合いにはどんな内容が含まれているのか。初めてこれらの言葉を耳にする方は、よくわからないという場合が多いですね。

 

今回は、電信扱いと文書扱いの意味合いと違いについて、解説をしていきます。

この2つの意味の違いに加え、振込の方法や手数料のお話もしていきますよ!

 

では、はじめていきましょう!

 

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電信扱いと文書扱い...意味はシステムの違いはどこにある!?

では、さっそく電信扱いと文書扱いの意味やシステムの違いについて解説をしてきます。

電信扱いと文書扱いの意味の違いには、以下のようなものがあります。

 

電信扱いと文書扱いの意味の違いとは?
「電信扱い」...全国銀行システムを利用し、電子的な振込で処理されること。
「文書扱い」...振込文書などを利用し、磁気テープに記録することで処理をすること。

いかがでしょうか?

少しわかりにくいかもしれませんが、近いイメージはテレビの録画方法です。

 

以前までは、テレビの録画といえば「ビデオテープ」が一般的でした。高校生くらいの方は触ったこともないかもしれません。

文書扱いでは、まさに「ビデオテープ」のようなものに記録をし、決済がされるのです。

 

反対に、電信扱いの場合は、テレビに内蔵されたHDDで録画するようなイメージだと考えられますね。

 

現代ではほとんどの場合で「電信扱い」での取引が行われます。

 

みなさんが普段利用している「ATM」を想像してみましょう。ATMでの取引は、「電子的」な振込の代表例です。みなさんは、普段意識していないだけで、何度も「電信扱い」での振込や取引をしていることになります。

 

反対に、文書扱いは今ではほとんど使用されていません

 

文書扱いが利用されるのは、必要な情報を同時に取得する必要があるときになります。例えば、学費や教材費の振込では、必要な情報も同時に送る必要があるため、文書扱いが利用されます。

 

では、この2つの振込システムに関して、もう少し意味や違いを考えていきましょう。

 

 

電信扱いと文書扱いは方法やスピードに違いがある

電信扱いは入金や決済が非常に早く、便利なシステムです。その反面、文書扱いは決済や入金まで数日かかります。それなら、文書扱いはもう必要ないのでは?と考えるかもしれませんが、これらのシステムにも一長一短があるわけです。

 

以下、違いを表でまとめてみました。

 

電信扱い 文書扱い
入金できる場所 ATM

窓口

ネットバンキング

窓口のみ
入金までの時間 当日決済

(15時まで)

2営業日

〜5営業日

手数料 高い 安い

先程、電信扱いと文書扱いには一長一短があるとお話しました。

文書扱いの利点としては、手数料の安さがあります。

 

ATM〜ネットバンキングまで利用でき、即日入金がされる電信扱いですが、手数料が高いというデメリットがあります。

文書扱いは時間がかかり、窓口でしかやってもらえませんが、手数料が安いのです。(最近は同じ料金になりつつあります)

 

こういった理由から、ほとんどの取引は「電信扱い」で行われますが、給与の支払いなど削減したい資金の場合は「文書扱い」が利用されていました。

 

また、学校の教材や学費の支払いにも「文書扱い」での取引が行われているため、未だに文書扱いの振込は無くなっていません。

 

電信扱いの場合、15時までであれば当日入金、当日決済として処理されます。現代では15時以降でも、所定の時間までであれば、当日決済として処理される銀行もありますよ!

 

また、口座を所有していなくとも、電信扱いでの取引が可能。振込用紙を記載すれば、窓口でも振込が可能でしょう。

 

 最近の傾向

以前までは、手数料が安いから文書扱いを利用する人が多く、「給与は文書扱いで」という会社が多かったのです。しかし、ここ最近は、文書扱いも電信扱いも手数料が変わらなくなってきています。手数料が変わらないということは、わざわざ文書扱いを利用する必要が無いわけです。こういった理由から、給与の支払いでの文書扱いが少なくなってきています。また、文書扱いの利用者減少によって、文書扱いを廃止する傾向も強まっています。

 

電信扱いでの振込の方法とは?

基本的に「電信扱いにしてください」と言われた場合でも、ATMや窓口で取引すれば、勝手に電信扱いとして処理されていきます。文書扱いとして振込される場合は無く、基本的に振込は電信扱いです。

 

この他、ゆうちょ銀行では、電信扱いに少しだけルールがありますので、合わせて確認してください。

 

ゆうちょ銀行の電信扱い

通常、口座を所有していなくとも、基本的に電信扱いで振込をすることができます。

ただ、ゆうちょ銀行の場合は少し特殊な法則があるのです。

 

ゆうちょ銀行の口座では、振込口座の種類が「0」と「1」の2種類存在します。

 

  • 「0」...振替口座
  • 「1」...総合口座

 

「0」の振替口座の場合、口座を持っていなくとも振込が可能。

しかし、「1」の総合口座の場合は、口座を持っていなければ、振込ができません。

 

ゆうちょ銀行の口座を所有していれば、問題なく電信扱いの振込ができますので、口座を一つ持っていたほうが良いかもしれませんね。

銀行の振込手数料はどれくらい?

最後に、銀行の振込手数料について、ATMで現金振込する場合の手数料を確認していきます。

 

今回紹介していくのは、ゆうちょ銀行、りそな銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行といった代表的な銀行を例に挙げていきましょう。

 

銀行 自行宛て 他行宛て
3万円未満 3万円以上 3万円未満 3万円以上
三菱UFJ銀行 216円 432円 432円 648円
みずほ銀行 108円 324円 432円 648円
ゆうちょ銀行 0円 0円 216円 432円
三井住友銀行 216円 432円 432円 648円
りそな銀行 324円 324円 648円 648円

 

※ゆうちょ銀行の場合、5万円以上で手数料が上乗せ。

 

ATMで現金振込する場合、最もオトクなのがゆうちょ銀行でしょう。ゆうちょ銀行は手数料が安いだけでなく、上乗せされるラインが5万円となっているため、この点も有利ですね。

 

窓口を利用する場合はもう少し値段が上乗せされます。行員が手続きする料金が入っているのでしょう。

 

電信扱いと文書扱いについて、手数料の違いはあるのか?ですが、メガバンクだと電信扱いも文書扱いも手数料が変わらなくなっています。

 

文書扱いの手数料が格安なのは、一部の地銀のみといったところですね。

 

まとめ

今回は、電信扱いと文書扱いの違いについて解説していきました。

以前は文書扱いも頻繁に行われていましたが、今では取引回数も減っているため、文書扱いを利用しないところがほとんど。

 

ATMの利用などでは、勝手に電信扱いになるため、注意する必要はなさそうですね。最近は、こういった言葉を聞くことも少ないようですので、今後無くなっていく文化なのかもしれません。

 

では、まとめをしていきましょう。

 

電信扱いと文書扱いの違いまとめ
①今ではほとんどが電信扱い
②ATMや窓口、ネットバンキングの振込は勝手に電信扱いになる
③学費など文書での指定がある場合は「文書扱い」で行う
④電信扱いは15時までの振込で当日入金となる
⑤文書扱いは2営業日〜5営業日反映にかかる
⑥文書扱いは手数料が安い(今は電信扱いと同じになってきた)
⑦文書扱いは窓口でしかできない
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