「朝バナナが体に良い」という噂が出た時、スーパーからバナナが消えたことは、未だに覚えています。健康に良いとされる果物類であること、食物繊維などが豊富に入っていることから、バナナが健康に良いことは間違いない!と信じる人が多くなりました。

 

実際、バナナを食べることは、健康に良いとされています。豊富な食物繊維を始め、質の良い糖質が疲労回復効果をもたらします。まさに「朝食べるには良い」フルーツであることがわかりますね。

 

しかし、そんなバナナも食べすぎることで「毒」になることをご存知でしょうか?どんな食べ物でも、食べ過ぎはNG。健康に良いと思って、たくさん食べていたバナナも、健康を害する毒になる可能性を秘めているのです。

 

今回は、バナナは1日に何本までOKなのか?2本〜5本は食べ過ぎなのか?について、データから考察や結論を出していきます。では、始めていきましょう。

 

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バナナは1日に何本までOKなの?2本〜5本は食べ過ぎ?

では、さっそく本題に入っていきましょう。バナナの1日の摂取量として、何本まで食べても良いのでしょうか?2本〜5本食べるという方は、食べ過ぎになってしまうのでしょうか?

 

結論を出す前に、いくつか栄養のデータを参考にしていきます。バナナの基本的な栄養素や注目したい栄養素などから結論を出していきましょう。

 

栄養のデータを確認してみよう

1日に何本までOKなのか?ということで、糖質やカロリーなどの栄養素を確認し、食べ過ぎのラインを決めていきます。以下、バナナの基本的な栄養素と注目したい栄養素になります。

 

栄養素 含有量
カロリー 86kcal
タンパク質 1.1g
炭水化物 22.4g
脂質 0.2g
糖質 21.4g
食物繊維 1.1g
カリウム 360mg
ビタミンB6 0.38g
ビタミンC 16g
シュウ酸 770mg

 

※可食部100g当たりの栄養素

日本食品標準成分表

 

以上が、バナナの栄養素になります。低カロリーですがお腹に溜まりやすく、良質なエネルギーを摂取することができるため、ダイエットに活躍する果物として人気です。

 

そして、食物繊維も豊富で、腸の動きを活発化させる働きを持っています。便秘がつらい!という方にとっては、かなり重宝される果物ですよね。

 

ただ、豊富な栄養素の中にも落とし穴はあります。1日に何本まで食べられるのか?を決めるために、3つの要素をピックアップしていこうと思います。

 

 

データを元に、1日何本までバナナを食べて良いのか検証

さて、ここからはデータを元にして、1日に何本までバナナを食べてよいのか?を考えていきましょう。ポイントとなる栄養素は3つあります。

 

摂りすぎ注意の栄養素
・カリウム
・シュウ酸
・糖質

バナナを食べすぎると、この3つの栄養素で体に害が出る可能性が高いです。では、それぞれの栄養素から、バナナを1日に何本まで食べてよいのか?を解説していきましょう。

 

カリウム

カリウムは、ナトリウムと同じく、生命活動の細胞の働きを維持する役割を持ちます。ナトリウムとのバランスが重要で、どちらか一方を摂りすぎたり、不足したりすると細胞の活動に影響が出てしまいます。

 

カリウムを摂りすぎてしまうと、「高カリウム血症」という病気にかかる可能性があります。通常、血液中のカリウム値は3.5~5.0mEq/Lが正常値です。高カリウム血症と診断されるのは、5.5mEq/L〜となっています。

 

 高カリウム血症になると...

高カリウム血症になると、嘔吐や悪心、心臓疾患のリスク、体のしびれ、脱力感などの症状が発生。命にも危険が及びますので、カリウムの摂りすぎには注意が必要になってきます。

 

カリウムの1日あたりの摂取量は、2000mg。バナナ一本で360mg〜400mgを摂取できてしまうので、3本以上食べるとそれだけで1日あたりの目安摂取量の半分を超えることになります。

 

カリウムの面から見ると、バナナは1日当たり2本までが限度になってくるでしょう。

 

シュウ酸

シュウ酸は、ほうれん草やたけのこなどに多く含まれている成分です。シュウ酸はカルシウムや鉄の吸収を阻害するということで、良くない成分であると言えますが、普段の食生活の中で、偏った食事をしない限りは体に影響を及ぼしません。

 

しかし、バナナを食べすぎることは、シュウ酸の摂りすぎにつながってしまい、体に影響を及ぼす可能性があるのです。バナナにはシュウ酸が500mg入っています。シュウ酸は1日当たりの摂取目安量が設定されていませんが、500mgというのは相当大きな含有量です。

 

ほうれん草には、800mgのシュウ酸が入っていますが、「茹でる」ことによってシュウ酸が溶け出してしまうため、それほど大きな影響が出ません。しかし、バナナの場合は茹でるという調理は出来ませんので、シュウ酸をそのままの量摂取することになります。

 

シュウ酸を摂りすぎることによって、「尿管結石」のリスクが増大します。シュウ酸の面から見ると、バナナの1日あたりの摂取量の目安は1本〜2本になりそうです。

 

3本以上食べてしまうと、尿管結石のリスクが非常に大きくなるでしょう。

 

糖質

バナナはヘルシーで、低カロリーな食べ物です。しかし、「糖質」の面から見ると、かなりリスクのある食べ物になってきます。バナナに含まれる糖質は21.4gと非常に大きく、GI値も非常に高い部分があります。

 

GI値とは、血糖値の上昇スピードを指します。GI値が低ければ低いほど、血糖値の上昇も緩やかになり、インスリンの分泌も抑えられるのです。バナナは糖質が高く、GI値も非常に高いため、血糖値の上昇スピードも早い食べ物です。

 

バナナを1日に3本も4本も食べていると、その度に血糖値が上昇。糖尿病のリスクが増大します。

 

糖質の面から考えると、1日1本程度の摂取が目安になってくるでしょう。多くとも2本までに抑えたい食品であることがわかりますね。

 

【結論】バナナの1日の摂取量は何本までが限度?

上記のデータと考察から、結論を出していきましょう。バナナの1日の摂取量の限度としては、1日に2本までが限度だと言えるでしょう。3本〜5本以上食べてしまうと、流石に食べ過ぎになってしまいます。

 

カリウムやシュウ酸の面から考えても、病気のリスクが非常に高くなります。そして、糖質も高いため、食べ過ぎは体に毒になる食べ物だと言えますね。

 

また、考察には入れませんでしたが、冷え性の方はバナナの摂取は控えめにしてください。バナナは陰性の食べ物であり、体を冷やす食べ物になります。冷え性の方に限っては、1日に1本ずつ食べていくのがベストでしょう。

 

 【参考】バナナを毎日、適量食べると...

バナナは食べ過ぎに注意したいですが、毎日適量を取り入れることによって、健康効果も多数出てきます。

  • 便秘解消効果
  • 動脈硬化予防
  • 疲労回復効果
  • コレステロールを下げる効果
  • 高血圧予防

 

まとめ

今回は、バナナの1日の摂取量は何本までOKなのか?についてまとめていきました。2本〜5本は食べ過ぎなのか?という疑問に答えていきましたが、1日2本までであれば全く問題無いという結論を出しました。

 

バナナ自体の栄養素は非常に豊富で、疲労回復や便秘解消などの良い効果があります。しかし、食べ過ぎは毒です。1日に3本以上食べると、食べ過ぎにあたると言えるでしょう。食べ過ぎを抑えて、バナナの良い効能を享受したいですね。

 

今回のまとめ!
①バナナは1日2本までが限度。
②1日3本以上食べると食べ過ぎになる 。
③カリウムやシュウ酸、糖質の面で問題が出てくる
④バナナの効能は、便秘解消や疲労回復効果など多数
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