春といえば、アサリが美味しい季節ですよね!アサリの旬は2月〜4月と言われています。この時期は特に、アサリを使った料理が増えてきますので、美味しさを堪能したいところです。

 

 

ただ、アサリの調理で気になってしまうのは、「下処理」だと思います。アサリの下処理では、よく聞く「塩抜き」「砂抜き」という下処理が重要になってきます。この処理をきちんとしないと、アサリを食べることができないと言ってもよいでしょう。では、アサリの砂抜きはどのような方法で行っていけば良いのでしょうか?

 

今回は、アサリの砂抜きに関して、一般的な方法と急ぎの場合の50度のお湯を使う方法を2つまとめていきます。また、アサリの砂抜きに冷蔵庫で一晩放置する方法は正解なのか?についてお話しますよ。では、はじめていきましょう。

 

スポンサーリンク

一般的なアサリの砂抜きのやり方を解説!

まずは、一般的なアサリの砂抜きやり方をまとめていきましょう。アサリの砂抜きに用意するものは、以下のアイテムです。

 

アサリの砂抜きに必要なもの
・ザル
・網付きバッド(あるなら)
・塩水
・新聞紙などフタをできるもの

砂抜きには、以上のアイテムを使っていきましょう。網付きバッドとは以下の様なものを指します。ニトリにて、250円で売っている「角型ざる」が安い&使えるということでおすすめですね。

 

網付きの物を使用するのは、底と隙間を作るためです。アサリが吐いた砂は下に落ちていきます。そこで、アサリがもう一度砂を吸ってしまわないように、底と隙間を作るわけですね。もし、こういった容器がない場合は、洗い物のカゴなどが使いやすいでしょう。では、実際にやり方の解説をしていきます。

 

あさりの砂抜き手順
①ザルに入れ、外側を洗っていく
②塩分濃度3%の塩水を作る
③容器にアサリを並べる
④新聞紙でフタをする
⑤常温保存
⑥洗い流す

 

 

①ザルに入れ、外側を洗っていく

アサリの貝の外側は汚れや雑菌が付いていますので、綺麗に洗っていきます。この時、きちんと流水で洗っていくようにしましょう。アサリの外側を簡単にこすったりすれ程度でOKです。

 

②塩分濃度3%の塩水を作る

次に、塩分濃度3%〜3.5%の塩水を作っていきます。この塩水に付けることで、アサリが砂を吐いてくれるわけですね。塩分濃度3%の塩水を想像しづらいかもしれませんが、作り方は簡単です。100mlの水に対して、3グラムの塩を入れていきます。

 

小さじ1杯が5グラムなので、500mlあたりの水に小さじ3杯の塩を入れて、塩分濃度3%の塩水を作ってみましょう。この塩分濃度は、意外に重要なポイントです。塩分濃度を適当にしてしまうと、アサリの活性が弱まってしまうので、注意が必要になります。

 

③容器にアサリを並べる

では、容器にアサリを並べましょう。この時、アサリが重ならないように気をつけます。量が多い場合は、複数の容器に分けて、配置していくと良いですね。アサリが密集してしまう配置法だと、アサリが酸欠で死んでしまうため、失敗の原因になります。

 

もし、アサリが塩水に完全に浸かってしまうようなら、アサリの体が少し出るくらいまで塩水を減らしてください。細かい点に注意しながら、容器に並べてみましょう。

 

④新聞紙でフタをする

続いて、新聞紙でフタをしていきます。これは、アサリが「暗所」を好むためです。明所では、砂を吐いてくれませんので、フタをして、暗い場所を作り出していきます。

 

完全に密閉してしまうと、酸素が供給されなくなり、アサリが死んでしまいます。そのため、新聞紙を使用するわけですね。画像は新聞紙が無かったので、ちらしを使用しました(笑)

 

⑤常温保存→洗い流す

常温保存をして、洗い流せばアサリの砂抜きはOKとなります!ただ、「常温保存」の部分は、今回のページタイトルにも関わってくる部分ですね。ネットでは様々な方法が書かれていますが、実際は①どれくらいの温度で、②何時間放置すればよいのでしょうか?

 

詳しく見ていきましょう。

 

アサリの冷蔵庫で一晩置きは正解?正しい時間と温度の関係

では、今回のメインテーマでもある、アサリの砂抜きに関して、砂抜きの時間と温度で「冷蔵庫で一晩保存する」ことは正しい方法なのでしょうか?結論からお話しますと、この方法は間違っています。

 

まず、アサリの砂抜きに適した温度に関して。アサリが最も活性化する温度は15度〜20度となっています。つまり、「常温保存」が砂抜きに適した温度というわけですね。

 

冷蔵庫で保存する方法は、アサリの活性を弱めてしまうため、おすすめできません。基本的に室内に置いておけばOKです。夏はクーラーの効いた部屋か、直射日光に当たらないところに置いておきましょう。

 

正しい放置時間

続いて、「一晩」という点は合っているのか?ですが、こちらは問題ありません。基本的に、温度さえ守っていれば、一晩寝かしてもOKでしょう。

 

しかし、放置しすぎてしまうと、アサリが水を吸いすぎて活性が弱まってしまう可能性があります。基本の時間として、3時間〜5時間が目安となっています。それ以上放置することも出来ますが、きちんと時間を守るなら、3時間〜5時間がおすすめです。

 

【裏技】塩水にはちみつを少し混ぜてみよう

2009年、独立行政法人水産総合研究センターで面白い研究結果が出ました。なんでも、ブドウ糖を海水に入れると、アサリの旨味がアップするとのこと。ブドウ糖入りの海水に24時間付けたところ、アサリの旨味成分である「コハク酸」が2.8倍にアップしたという研究結果が出ています。

 

この研究結果から、アサリの砂抜きの際に塩水に1滴のはちみつを入れることで、アサリの旨味成分がアップするという仕組みです。ぜひ、活用してみましょう。

 

アサリの砂抜きのポイント
・アサリの塩水の塩分濃度は3%〜3.5%
・暗所保存
・新聞紙などを用いて、空気が絶えないようにする
・水温は15度〜20度(冷蔵庫保存NG)
・放置時間は3時間〜5時間
・塩水にはちみつを入れると旨味がアップ

 

驚き!?15分で砂抜きが出来てしまう方法

続いては、少し裏技的な内容をお話していきましょう。最近、話題になったアサリの砂抜きテクニックなのですが、砂抜きが15分程度で完了してしまう方法です。

 

こちらは時短にもなるため、主婦の方にとっては嬉しい裏技ですね。では、その方法を簡単に解説していきましょう。

 

お手軽!15分間砂抜き
①50度のお湯を用意する
②アサリを入れ、その中でアサリ同士をこすり合わせる
③水がすぐに濁るので、こまめに水を取り替えるようにする

たったの3ステップで完了....!これは、「ヒートショック」という現象を応用しています。これは、アサリの自衛行為の一つで、身を守ろうとすることで、水分を大量に吸い込みます。その影響で、砂を大量に吐き出してくれるわけですね。

 

ただ、水がすぐに濁ってしまうので、きちんと取り替えるようにしましょう。

 

時間があるときはアサリの塩抜きもしよう!

一般的な砂抜き、時短砂抜きのどちらにも言えることですが、砂抜きをしたあとのアサリでも、「塩」を含んだままになっています。この塩は、アサリを食べた時に「塩辛い」印象を与えてしまうのです。

 

それを避けるために、アサリの塩抜きをしていきましょう。アサリの塩抜きをする方法はいたって簡単です。

 

アサリの塩抜きの方法
①塩水を捨て、同じ容器で1時間程度放置する
②流水で洗い流す

アサリの砂抜きで使用した容器の塩水を捨て、もう一度アサリを並べます。新聞紙でフタをし、暗所を作り、そのまま1時間程度放置することで、アサリが塩を吐き出すのです。最後に、アサリを流水で洗い流せば、アサリの塩抜きは完了となります。

 

まとめ

今回は、アサリの砂抜きなどの下処理の正しい方法をまとめていきました。アサリは下処理をきちんとしないと、どうしても食べることができない食べ物です。

ただ、その中でアサリが死んでしまった!という失敗例もあります。そうならないように、正しい方法を知っておきましょう。

 

また、50度のお湯で砂抜きをする方法も出てきています。こちらは、時短にもなるので、便利な裏技ですね。

スポンサーリンク
おすすめの記事